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2010/01/17 03:18:38

1月17日

100117.jpg 15年前の今日、朝早く、すごい揺れで目を覚ましました。
当時は大阪市内で一人暮らしだったのですが
誰かに「早く起きなさい」ってゆっさゆっさと揺さぶられる感じ。
洗面所で整髪料のカンがコロンと落ちる音が聞こえました。
地震?と思っているところへ実家の母から電話。家族全員無事とのこと。
ホッとして交際中のカレに電話したけどつながらない。
テレビをつけると、すべてのチャンネルが地震の報道でした。


テレビの情報では震源地は淡路島らしいとのこと。
兵庫県内だし電話がつながらないのもしかたないか、と
せっかく早起きしたのでお弁当を作って当時勤めていた会社に行きました。
会社の中も、けっこう大きなパソコンが揺れて自分で動いたりして
ぐしゃぐしゃになっていましたが、家が近くの人は出勤していました。
会社に来られる人、来られないけど連絡がついた人、連絡がつかない人…。
同じ部署ではカレ(部内恋愛中でした)と後輩の女の子の2人だけが連絡がつかなくて
何度も何度も電話をかけたけどパンクしていてぜんぜんつながらない。
しばらくすると後輩の女の子の自宅からFAXが送られてきました。
「無事です。休みます。」って。一安心。
けれどカレとは一向に連絡がつかない。
ちなみに、交際中なのはみんなにはナイショ。

隣の部署の仲良しの後輩Yさんがやってきた。
心配ですね〜って。
Yさんも周りにナイショで部内恋愛中。
その彼は被害が大きい地域に住んでいて、やっぱり連絡がつかないとのこと。
お互いに心配し励まし合える仲間を見つけてちょっと心強かったり。

今日は仕事にならないので、ということで、午前中で仕事を切り上げて帰宅。
テレビから情報が伝わってくるにつれ、被害の大きさ、ことの重大さがわかってきました。
おとといデートした神戸の町が火の海、がれきの山。
死傷者リストが出るたびにドキドキしました。
今頃、カレは がれきの下で苦しんでいるのではないだろうか。
もしかして、もうすでにこの世にいないのでは……?

友達と連絡しあう中で、他に同期入社の友達も安否不明ということがわかりました。
何もかもわからないことが多すぎて、何もすることができなくて
心配とか不安とかいう言葉では片付けられない、とても苦しい1日が過ぎていきました。

深夜の1時をまわって、ようやくカレから電話がありました。
家族も無事、食べるものもある、ガスとお水が出ないけど大丈夫って。
……ホッとした……
Yさんの彼氏も無事だったとのこと。
しばらく会えないけど、よかったねぇ~~~と喜び合いました。


翌日だったか、翌々日だったか、友達から電話がありました。
今テレビを見てたらSさんっていう表札のおうちがつぶれてるのが映って
中から遺体が運び出されて、
Hくんが泣き崩れてた。……って。

安否がわからなかった同期のSさん。
一緒に遊びに行ったりは なかなかできなかったけど、
いつも明るくて優しくてかわいくて、会社の中で会うと必ずニッコリ話しかけてくれました。
同期のHくんとの結婚が決まって、年末に寿退社したところでした。


今日のひとりごと。

「……(合掌)」

風化させてはいけないけれど、きれいごとのドラマにまとめるのは、何か違うと思う。


私もYさんも、その時のカレとそれぞれ家庭を築いて生きています。
偶然にもSさんと私の生年月日が同じで、誕生日がくるたび
ほんの少しだけ彼女の分も頑張ろうと思います。
画像は、Sさんと一緒に写っている数少ない写真の中の1枚。
1991年春の神戸にて。


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